猫棒

習性

睡眠

家ネコの睡眠時間は人間に比べて長い。それは、ネコの語源が「寝子」であるという説があることからも分かる。一般的に、ネコは一日の大半を寝て過ごすと言われている。ネコの飼い方の本(獣医師による解説)などでは、一般に「14時間程度」とか「16時間程度」と解説されていることが多い。また「長いネコでは20時間程度眠る」といった解説も多い。外からの訪問者が少ない住宅で、家族や近隣にかわいがられ、餌が十分に与えられている安心できる環境だと、ネコは長いものでは1日あたり20時間ほどひたすら眠り続ける。ペットとして飼われているネコは餌を探しにいく必要がなく、安全な寝場所も確保されており、特に何をする必要もないため安心して眠り続ける。寝ている時に時折、痙攣したり鳴き声を漏らしたりするが、夢を見ているせいである。主に子猫の頃の夢(母猫の乳首を吸っている場面)や、狩りをしているときの夢を見ると言われている。
子猫(家ネコの子猫)は、平均的に睡眠時間が長く、ネコの飼い方の本などでは「20時間程度眠る」と解説されていることが多い。ほとんど眠っていて、たまに眼を覚ますと母猫のお乳を吸い、その後ちょっと遊んでいたかと思うと、またすぐ眠ってしまう、というような状態である。また、子猫ではほとんどがレム睡眠であると言われている。そのため、呼びかけたり触れたりすると目を醒ます場合がある。 野良猫に限れば、睡眠時間は家ネコよりかなり短めになる。眠っている時も眠りが浅い傾向がある。ネコに限らず動物全般に、外敵がいつやってくるか分からない環境では安心して眠っているわけにはいかず、眠りが短く、浅くなる。
腹部を地に付け、四肢をたたみ、尾を身体側に引き付けたうえで、背を丸めてうずくまる、という猫の姿勢を『香箱(こうばこ)を作る』と表現する。香箱の蓋の丸く盛り上がった甲の形に由来している。[文献1 3] これは非常に安心した時の体勢である。 前足・後ろ足ともに折り畳んだような姿勢なので、外敵が襲ってきてもとっさに対処できない。極めて無防備なポーズである。

爪とぎ

放し飼いの地域猫や野良猫の場合は太い木の幹で、飼い猫の場合は壁や柱を使って爪研ぎをする。ネコに限らず、狩りをする動物の多くに見られる行動である。
古い爪を研いで鋭くし、いつでも狩りに使えるようにしておく手入れの意味、縄張りを示す意味があると言われている。転位行動として行うこともある。
習性としての爪研ぎを防止する目的で爪を切ってしまう場合があるが、ネコの爪の根元部分は肉・神経・血管が通っており、先端部分だけを丁寧に切らなければならない。大変割れやすく、出血・苦痛を伴う場合がある。
なお、ネコの爪研ぎの習性は爪がないネコでも同じ仕草をすることがあり、何かを始める際の合図とも言われている。ちなみに人に爪を立てることがあるが動くとさらに食い込む為動かず離すのを待つほうが良い。
家庭で飼っているネコの場合、ネコタワーがあれば、ネコタワーで爪とぎさせるか、代替の爪とぎしてもよい壁を用意しておくとよい。また、ネコに爪とぎする場所も教えておく必要がある。

体を舐める

いわゆる毛繕い。全身をくまなく舐める。舌の届かない部位(顔・首・頭など)については前足に唾液を含ませて拭くように動かす。また、足を舐める際に爪を噛んで引っ張ったりもする。

水を舐める

乾燥した地域を進化上の故郷とすると思われるネコ科は元来、飲水量が少ない動物で、体内で水を有効に使うために尿の濃縮率が高く、濃い尿を出す。そのため、腎臓への負荷が高く、ネコの病気の7- 8割は腎臓の病気である。特に塩分の摂りすぎには注意が必要である。また、水は水道水がベスト(日本のほとんどの地域では、水道水はミネラル含有量が少ない軟水)であり、ミネラルウォーターは飲ませないようにすること。

顔を物にこすりつける

フェロモンを物に着け、自分の縄張りをアピールするためと言われる[誰?]。飼い主など、人に対して行われる場合は、親愛の情を示す意味や、餌などをねだる意味があると言われる。

獲物を持ち帰る

ネズミやスズメなどの獲物を捕まえた際、その場で食べずに安全な場所まで運んでから食べる習性がある。母猫の場合は子猫に獲物を与えることで何が食べられるのかを教える。特に生きたまま与えることで狩りの訓練をさせるという側面がある。飼い猫や地域猫の場合も、よく懐いた人の元に獲物を持ち帰ったところを発見されることがある。
ネコが獲物を持ち帰る行動は、大抵の場合は飼い主を驚かす。獲物を持って帰る理由は定かではなく推測の域を出ないが、狩り下手の飼い主に餌を分け与えているつもりだとも考えられるし、よく懐いた人間を家族と見なしているゆえの行動かもしれない[誰?]。前述のようにネコは家族に餌を運ぶ習性がある。したがって、持ちかえった「成果」を無下に捨ててしまうことは、ネコにショックを与えてストレスを溜めさせうる[要検証]。獲物の処分は冷静に、ネコが見ていないところでそっと済ませるのがよい。

蛇を食べる

野生に近いネコはヘビを捕食する能力がある。基本的にヘビより敏捷であるため、咬まれるケースはほとんどなく、また、ヘビの毒に対する耐性も強い。日本猫の場合、成猫がマムシの毒で死ぬことはなく、獲物を家屋に生きたまま持ち帰るケースも見受けられる[いつ?]。
ただし、敏捷性や毒への耐性はネコによって個体差がある。

見つめる

危険を感じると一目散に逃げ出すが、そのまま逃げ切らずに安全な間合いになったら一度立ち止まり、振り向いて様子をじっと観察する習性がある。相手と目が合うと、自分から目線を外そうとせずにらみ合いになる。ネコ同士でにらみ合いになると喧嘩の原因になることがあり、外猫を飼っている場合は家で人間と目を合わせる癖がつくと他の外猫と目を合わせるようになり喧嘩の原因を作ることにもなるので、なるべく癖をつけさせないのがよいともされている。

相手に向かって両目を閉じる

親愛の情を持っている相手と目が合うと、両目を閉じることがある。ときに、そっぽを向く行為を伴う。ネコにとって目を合わせる行為は敵意を意味するので、これは逆に友好をアピールしていると言える。
ネコの習性をよく知らない人間から見ると無視されたように感じる仕草であるが、実際には両目でウインクしているようなものと思えば分かりやすい。猫に慣れた人は見知らぬ猫に近づくとき、この性質を利用して、自らの目を閉じて、猫を警戒させないようにする(この場合、視線は猫の目の高さまで落とすこと)。

愛情があるのに噛む

親猫は子猫の頸(くび)の付け根をくわえて携行し、ネコはその場所を噛まれるとおとなしくなる(このことを利用して交尾の際にオスがメスを噛んだりする)。
これとは別に飼い主や他のネコを突然噛むことがある。これは手のような接触手段を持たない動物によく見られる習性であり、ふざけているに過ぎない。 しかしネコの歯はイヌより鋭くかなり痛く感じる。 また、驚いて反射的に手を引くと怪我をしてしまう。 しかしネコは、噛んでも相手が反撃しないのを確認して自分に対する愛情を確かめている[要出典]のである。「痛い」と口に出したり、軽く小突いて痛かったことを伝えると、徐々に甘噛みを覚えていく。 躾けようと思って叩いたり、必要以上に大声で叱責すると、自分に対する愛情を疑うようになり、すねてしまったり、その日を境に寄って来なくなったりする。

母親の乳房に見立てて吸い付く

幼いうちに母猫と引き離された場合など、毛布や飼い主の唇を母猫の乳房に見立てて吸い付くことがある。両前足を周囲を揉むように動かす。うっとりとした表情をし、放っておくと30分くらい続ける場合もある。その動きから、英語では「ウールサッキング」などとも呼ばれる。

トイレの所作

ネコの最も象徴的な行動で、「ねこばば」の語源にもなっている。用を足す前に砂を掘ってくぼみを作り、用を足した後、砂をかける。初めのうちどこがトイレか認識できない場合があるが、そういったときはネコの様子を見て催しているなと思ったら、すばやくトイレに移してやり、用が済んだら大げさに褒めてやることが大事である。躾(しつけ)をすることでネコも人間用のトイレを使用させることができる。しかし、年をとるとトイレにのぼることがつらくなるので、人間用のトイレでなく、ネコ用のトイレを使用させた方が良い。

臭い物に砂をかける仕草をする

用を足す場合でなくても、臭い物を見つけたとき、実際に砂がなくても砂をかける仕草をする。

喧嘩

双方唸り合いこの後すぐに格闘が始まる。
長い口喧嘩を経てから、格闘になる。口喧嘩は、一方が低音で唸ると他方は高音で返すなどの特徴が窺える。通常は1対1の喧嘩であるため、人間が喧嘩の声に似せて横槍を入れると、気味悪がって喧嘩を中止することもある。喧嘩・格闘は、跳びかかりやすく有利な高所を制した側が優勢で、そのため、戦略的ポジションを探りながらの口喧嘩が長時間続く。格闘になるとほんの数秒で決着する。多くの場合、相手に痛手を負わすまでの闘いになるまでに勝敗が決する。

ネコ(猫、学名:Felis silvestris catus)は、世界中で広く飼われているネコ目(食肉目)の小型動物である。ネコの起源は、ネズミを捕獲させる目的で飼われ始めた(狭義の)ヤマネコ(Felis silvestris)の家畜化であり、分類学上はヤマネコの1亜種とされる。人によくなつくため、多くが愛玩用のペットとして飼育されている。

出典:wikiペディア